2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小野不由美 屍鬼

小野主上とファンからは云われるらしいですよ。まぁ、そんなことはググルまでまったく知らなかったわけですが。小野さんは十二国シリーズの方が読んだ人は多いかも。NHKでアニメになってたしね。 あらすじ 道一本以外外部から隔絶されているに等しい山深く、…

綿矢りさ 蹴りたい背中

芥川賞受賞した作品ですな。インストールでは文藝賞獲ったとか。作品より作者に注目が集まっているっていう本末転倒な状態。まぁ、見目麗しいわけだし、マスゴミの格好の餌になるのは致しかたありませんな。なんでもインストールの時にストーカーチックな方…

福井晴敏 ∀(ターンA)ガンダム 月に繭 地には果実

福井晴敏さんといえば最近公開されたローレライ(原題 終戦のローレライ)と夏あたりに公開される沈黙のイージスで、最近頓に著名になりましたなぁ。日本では珍しい骨太の作品を輩出してくれる作家さんです。 個人的には大藪春彦の銃器・バイク・車・ハンテ…

舞-HiME25・26話感想

つづいて、舞-HiMEのラスト2話の感想〜っと。 シリアス一辺倒の巌窟王と違って、ギャグとシリアスのハイブリットが売りのこの作品。どちらに傾くでもなく、どちらも王道を行く出来栄え。ちょっと時代錯誤の描写にはジャンプ黄金期の男臭さを感じたわけですが…

巌窟王23話・24話の感想

巌窟王は22話まで追って見てきたアニメなんですが、ようやく23・24話みたわけですよ。 世の中でどの様な評価されてるか分からないんですが(というかそんなもん気にしないわけで)、えらくアルベールとモンテ・クリスト伯爵の精神的なホモチックな描写が露骨…

宮部みゆき ブレイブ・ストーリー

あらすじ 主人公の親父さんが実は浮気をしていて、ある日突然お袋さんに別居・離婚を言い渡す。主人公は小学5年生で、第二次生長まっさかり。当然受け入れられないが、かといって受け流すだけの人生経験もなし。 混乱する彼は似たような境遇の転校生がいる事…

宮部みゆき スナーク狩り

宮部みゆきといえば「理由」やら「模倣犯」やらおお売れの作家さんですな。 最近は「ブレイブストーリー」やら「ドリームバスター」などファンタジー物も手がけたり、時代物も巧い名手ですわ。 今回は特に思い入れは無いんだけど、これを読んでみますた。 こ…

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まだまだですわ。ええ。つーか一番初めのエントリを上書きで消すなんて大ボケしてしまったしorz 慣れって必要ですな。

村上春樹 ねじまき鳥クロニクル 感想

村上春樹の小説を読んだのは実はこれで二冊目。ただし、これの前の小説については、もはや題名やあらすじすら頭に残っておらず、印象としてさらりと残滓があるのみだったりする。 この筆者が世間的に好まれる要因としては、どこか現実から遊離していながら、…

村上春樹 ねじまき鳥クロニクル あらすじ(アウトラインかもしれない)

ある日猫が失踪する。故に主人公の妻が「猫探せ」と云い、ヒモ状態の主人公は適当に近所を探してみるが、居ない。 まぁ、そのうちテンパったら帰ってくるだろうとたかをくくるが、テンパったのは嫁さんの方。 兄に相談して霊能力者みたいな人間を教えてもら…

村上春樹 ねじまき鳥クロニクル

つーことで、第一弾。村上春樹ですよ、村上春樹。 海外にも熱狂的なファンが多数居る、日本では珍しい作家さんですわ。 ググってみた所この本は 韓国 (1994) 香港 (1995) 台湾 (1995) 中国 (1997) アメリカ (1997) イギリス (1998) ドイツ (1999) イタリア (…