舞-HiME25・26話感想

つづいて、舞-HiMEのラスト2話の感想〜っと。
シリアス一辺倒の巌窟王と違って、ギャグとシリアスのハイブリットが売りのこの作品。どちらに傾くでもなく、どちらも王道を行く出来栄え。ちょっと時代錯誤の描写にはジャンプ黄金期の男臭さを感じたわけですが、まぁ、作品の主役どもは軒並み女性ときちゃあ、語弊がありますわな。
しかし、CLAMPぐらいからオープンになりだしたユリ物的な描写が随所にきまくるのは何とかならんかなぁとか思ったり。最近の流行なんだろうけどねぇ>同性愛物。
あと、主人公が女性のみとか所謂ハーレム物とされる系統はそろそろ何とかならないのかなぁとか思ったり。ねぎまとかはあーゆー特定層を狙ってるからいいようなものの、やはりネタ以上のものにはならんでしょう。
ま、とはいえ、王道を行く出来栄えで、きちんとエンディングを迎えられているのは、やはりサンライズの脚本陣の力量なのかなぁとか痛感する次第。なにも、ハッピーエンドにする必要はないと前にも書いたが、陰々滅々とした物で無い限り、出来る限りバットかハッピーかどちらかに針は振り切る方がいいんじゃないかとは思う。その方が納得しやすいし、まとまりがきれいになる。ただ、視聴者をいい意味で裏切るエンドならその限りではないけれど(鋼の錬金術師とかね)。
ステレオタイプなキャラクターばかりでパンピーに見せられないような感じだけど、物語としてはギャグ90点・シリアス80点ってとこかな。
そうそう、シナリオばかり気にしていたが、キャラデザ、メカデザ、制服デザイン、作画、原画、動画、さらには役者のセレクトも水準以上の出来である事は保証します。

追記:凪ってキャラクターと水晶の君がラスト封印されるような描写があったけど、あれってどういう事なのかねぇ。元々凪はエキセントリックな道化役臭かったけど、黒曜の君の分身っぽいな。最後までちゃんとした説明が無かったからなぁ。まぁ、説明しなくてもいいようなキャラクターにしてるんだろうけど、導入部のときはひたすら怪しいの一語に尽きるキャラだったわけで。マルチに展開してるからそこら辺で何らかの説明があるといいな。(わざわざ読むかはわからんが)

追記の追記:アリッサって・・・みやむらだったのかorz。まったく気が付かなかったw