OVA版 HELLSING ヘルシング その1

インテグラアーカードの邂逅、その発端となった当主の死と叔父から追われる事となったその時から物語は始まる。妙に線がぶっといぞ。それにインテグラの年齢もちょっと歳喰いすぎな気もする・・・。
そういえばふけーは鏡に映ってたけどいいのかな?
ラストに少佐ことモンティナ・マックス登場。次回は演説が聴けそうですな。ただ、声優が飛田展男だったのがちょっと気がかり。どうしても飛田さん=カミーユなわけですが・・・。声優で言うと清川元夢さんがやっているウォルターの声をやっと聞けましたよ。やっぱり編集版ではひとっことも喋らなかったみたいですね。若本規夫アンデルセン神父にそれほど違和感を感じなくなっている不思議。
前回の編集版ではあばたもえくぼ状態だったものの、今回きちんと見たところ、結構カットによって絵のレベルのばらつきはありますね。顎が尖りすぎだったり、下からの見上げ視点で顔が長過ぎだったり・・・。でもやっぱりファーストインプレッションのインパクトからすると些細なことかもしれません。てか、原作に忠実であろうとするあまり、逆にデッサン狂ってたりするのはちょっとやり過ぎな気もしないでもないです。
ま、編集版と比べるとほぼ倍の分量なので大満足なのでした。
で、初回限定の特典映像としての「愚者談話」を見ました。
プロデューサの上田氏、監督のところともかず、脚本家の黒田洋介三者でやったようです。みんな寝てないらしく黒田氏以外ローテンション。丁度収録前にロボットアニメの脚本書いていた黒田氏はテンション高め。原作者の平野耕太も呼ぶ予定だったみたいですが漫画が落ちそうだったらしく止めた模様。なお、談話中は酒(缶ビール)が入ってます。
辛かったところ
・グールが浮浪者達の群れにしか見えず描き直し描き直しエンドレス
・グールを描くのが目茶苦茶手間
・眼鏡キャラ多すぎでめんどくさい(パニくって眼鏡を3Dにする案をだそうとしようとしたとか)
・セラスの回想での両親の死体を描くのが精神的に辛かったらしい。グロくてってことね。実際かなり明瞭に描かれていたがエフェクトでぼやけている。
予定と変わったところ
・元々3Dはあまり使わない予定だった。ただ、労力的に使わざるを得なくなった模様。
・元々35〜36分に収めるはずだったが、アンデルセン神父を出さなきゃいけなかったので50分に
愚痴多めで中々楽しめました。