劇場版Zガンダムの声優陣の一部が降板
TV 劇場
【フォウ・ムラサメ】 島津冴子 → ゆかな
【サラ・ザビアロフ】 水谷優子 → 池脇千鶴
【ファ・ユイリィ】 松岡みゆき → 新井里美
【アポリー】 阿部建太 → 大川透
【ハヤト・コバヤシ】 鈴木清信 → 檜山修之
【カツ・コバヤシ】 難波圭一 → 浪川大輔
【ライラ・ミラ・ライラ】 佐脇君枝 → 浅野まゆみ
【ロザミア・バダム】 藤井佳代子 → 浅川悠
とかなったらしい。
ネット上ではフォウ役が島津さんからゆかなに変更になったことに反発するHPなどもあるらしく、制作サイド批判になっている。くわしくはここ。
更にゆかなが枕芸者よろしく仕事を取っているとの憶測も出ていて、ゆかなに対する中傷まがいの言葉も珍しくない。
なお、島津さんは自身のHPでこの件に関する長文の声明を出している。
その1、その2、その3、その4。ただ、くだんのHPは転送制限にひっかっかって居るらしく、503を吐きまくりなので繋がりにくいと思われる。
要約するとこうなる。
- 「島津はオーディションで落ちた」
- 「声が老けて呼ばれなかった」
- 「富野総監督が変更を希望した」
これらの憶測は事実と異なる。
声優陣交代に関する記事がコミックガム 2005年9月号に掲載されていたが、島津自身が確認を取っている事実とほぼ同じである。
すなわち、
- 『Ζガンダム』フォウ役交代について、トミノ監督関係者に語った「あれは音響監督にだまされた」と言う事
- 『Ζガンダム』フォウ役、オーディションで交代というのはウソで島津冴子事務所には一切の連絡は無かった事
自身に判断が付かなかったのは
- 某音響関係者の言葉。「あの人(Ζガンダム音響監督)はあの子(新フォウ役)お気にだから」
これらしい。
戦犯と思われる音響監督の「藤野貞義氏の証言」の中で藤野氏は
- オリジナルキャストの中で本来島津さんは残るはずだった
- 島津さんに連絡は取れなかった
- 島津さんが引退していると思っていた
- 富野総監督に「冴子は引退した」と伝えた
とのたまっている。どうやら「引退した事」にして、配役変更を独断で行おうとしたようにしか思えない節がある。積極的に島津さんの行方を調べるアクションは一切おこさず、憶測だけで配役変更に至ったようである。具体的には日本俳優連盟の名簿にフリーと書かれていても、連盟の事務所に問い合わせれば連絡先は当然ゲットできるはずであり、このようなことになるはずはなかったはずで、何故か昔の事務所に「自宅の電話番号」を聞き、留守電に連絡を入れたと言っているが、実際にそのような連絡は無かったと島津サイドは言っている。本人が嘘をつく必要性は皆無なので、音響監督の藤野氏はまさに灰色ではなく真っ黒っぽい。
次に「富野総監督の証言」で富野としては
- フォウはオリジナルキャストのまま変えるつもりはなく、島津さんに演じて貰うはずだった
- 声優に対する連絡は音響監督(藤野氏)に一任していた
- 音響監督から「冴子は引退した」「連絡が取れない」と聞かされたが、冴子以外にフォウ役は考えられなかったので、自ら連絡を入れようと音響監督から連絡先を聞き電話をしたが、常に留守番電話で二週間にわたり時間帯を変えてみながら電話をしたが一方的なメッセージを流すだけの物で連絡を残すことが出来ず梨の礫だった。
- 半年前に元気であったのに、急に引退し、メッセージも受け付けない留守番電話を使うのは、よほど何かがあって、外部との接触を絶とうとしているのではないか?それなのに業界に引き戻すのは酷なことではないか?と考え、連絡をすることをやめた。
- 他の媒体での活躍についてはよく知らなかったため、本当は引退していなかったとの事は知らなかった。
うーん富野が執着を見せるのもめずらしいですな。
島津冴子本人が引っかかっているのは以下の三点
- 音響監督が通常の連絡方法を取らず、個人自宅連絡にこだわった理由。
- 音響監督が調べずに「冴子は引退した」ときめつけたこと。
- 留守番電話のこと。
らしいですが、どう考えても一般の常識から鑑みてもおかしい音響監督。諸悪の根源っぽいですなぁ。
ゆかなは可哀想だけど、音響監督が黒すぎるのでしょうがないっぽいな。