ミステリに関する用語備忘録的覚書
元ネタ
http://mysdic.zero-yen.com/
ミステリとミステリアスを一緒くたにし気味なので、色々分類を学ぶ。
つーかミステリ小説読んでてもさ、ミステリ辞典なんてわざわざ買うのかな?形式に拘って分類したくなるのは分かるんだけどね。
読者だけを騙す。語られない事実などから作者によってミスリードするようにされたりする。
- 叙情ミステリ
ぐぐってみたが、今一つ納得いく内容が書かれていない。
センチメンタルな動機で起こるミステリなのか、センチメンタルな内容を綴るミステリなのか、情感たっぷりな内容を含むミステリなのか・・・。誰か教えてプリーズ。
どうやら叙情トリックの方はそこそこ書いている人が居るのでみたいなので、叙情ミステリとは今のところそんなに言う人は居ないみたい。
叙情トリックだとセンチメンタルなトリックということらしい。
- 情状ミステリ
どうやら情状トリックの事らしい。情状トリックは犯行に至った者の心中を酌量せざるを得ないトリック・・・との事だが、つかわなそうな分類っぽい。
悪い例)仕方なかったのよ!金貸しの権蔵を殺さないと病院で重病の弟は死んでしまうのよ。お金が無いと、日々生きるのすら出来ないっていうのにそんな余力はどこを探したってありゃしない!第一発見者のあなたを殴って気を失わせて犯人に仕立て上げるしかなかったのよー!
- 倒置叙述ミステリ
元は事件が起こるまでを描くタイプの物を言っていたらしい。最近では犯人が明らかにされてから綴られるものらしい。
悪い例)「やばい、弟を殺しちまった」と彼は付き合っている女に言った。
- バールストン先攻法(ギャンビット)
犯人が死んだように見せかけて、犯人の範疇から逃れる方法。元はチェスの用語らしい。
悪い例)「ははは、驚いたかね明智君」そこには怪盗二十面相が(以下略
馬鹿ミステリーの略。侮蔑ではなく驚愕通り越してほけーっとする感じの解決方法などを提示するある意味凄すぎるタイプらしい。人によっては地雷。
悪い例)キバヤシ「だからこれは人類が滅びる原因なんだよ」
ΩΩΩΩ<な、なんだってーーー
- プロバビリティの殺人
確定しない事象を使ってある程度の予想は持ちつつ殺人を犯す方法。
例)ペースメイカーをつけている人に電磁波の嵐になっている場所に度々行かせる
古典的推理小説らしい。要するに犯人を探すという事に特化したタイプの小説を指すようだ。読み終わったら捨てられる運命にあるらしい。解けたパズルに用はないという事か。
本格に対してパズル味よりも見せ方に拘った物。あくまでも犯罪&犯行&犯人は付属物的扱いになるタイプの物っぽい。見せ方やら描写に拘ったりする模様。乱歩っぽいものを指す。
完全に初耳な単語。ネタがごく普通に知られているものとして下敷きに使い、知っている物同士でムフフとひそやかに笑ったり、さらに発展させたりして俺って凄くね?とマニア同士でやる遊び。作品のクロスオーバーとかの同人的要素がこれに当ると思われる。
- 理系ミステリ
日本だけで商業的な意味で使われだした謎の分類。
- Q.E.D.
Quod Erat Demonstrandum(クオド・エラト・デモンストランダム)の略。
ラテン語で「証明終わり」の意。
- メタミステリ
作中作として別な推理小説が含まれるものらしい。はぁそうですか。
- 新本格ミステリ
80年代末に本格ミステリの復古を狙って商業的につけられた名前。本格ではあるものの、新しい流行となるように一括りにされたらしいが、週末の迎え方が違う方向に行ってしまったので、現在では原義が不明。というか、崩壊したらしい。
なんか有名らしいが初めて知った。支那人使うなって言うのは魔法使い的な役割を負わされるケースが多かったかららしい。まぁ、あくまで読者と作者がフェアに闘うという意味で守った方がいいという戒律らしいが、最近は破られっぱなしなケースも多い。流水大説はこれを破る事を目的にしているらしい。なんか納得。
- ミステリとはちょっと関係ないこと
- ピカレスク小説
悪人小説
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- ノワール小説
暗黒小説。救いが無いのが救いの犯罪物。