機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-

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今日公開の『機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-』に合わせて観てみました。後続の『機動戦士ZガンダムII-恋人たち-』もDVDが出たので近日鑑賞予定。
えらい久方ぶりのZなのでストーリープロットを忘れまくり。何故ジェリドとの確執が生まれたのか?が解らなくて愕然としました。そう、カプセルに入った母親を打たれたからだったんですね。他にもレコアやらライラやら主要キャラクター扱いだったのに忘れてるキャラとかがいて正直萎えました、自分の記憶力に。どうでもいいですが、MarkⅡ強奪時にブライト・ノア居たんですねぇ・・・。
うーむそれにしてもかなり切れ切れですが息吹は感じられました。ストーリー的には1話から14話までの内容とのことですが、Zの狂気を佳い意味で体験できたのは他意なく良かったと思います。ですが、返す返すも残念なのは作画レベルの杜撰さですね。新カットのレベルの高さと比較すること自体がアレな旧シーンの多いこと多いこと。やはり大勢の意見同様全編作り直しをすべきでしたわ。でもそうなったら三部作を制作するのに何年かかった事やら。ハイペースを維持するのは100%無理だったでしょうから仕方ないのかもしれません。勿論作画だけでなくストーリー的にもかなりの無理矢理加減で圧縮かまされているわけですが
新カットのデザインが嫌いな人も居るみたいですが、私は旧よりは新のデザインの方が佳いですね。クワトロの顔の彫りの深さをきちんと表現したり、カミーユの顔やら女性キャラクターの顔がふっくらしているのは最近の方向性ですし、かつてのデザインは妙に尖りすぎてたりしてましたからねぇ。あと、ちょっと気になったのはMSですね。きちんとした形で動くMSはやはり観ていて気持ちが良いです。ただ、新カットは何故かMSに格闘をさせたがってるみたいですね。蹴りを放つガンダムとかMFじゃないのにパンチを放つMSとか今まで基本的になかった方向性かと。
そういえばカミーユが新カットで自分のことを子供子供と泣き言を繰り返してますが、親離れできてないんですねぇ、17だか18だかなのに。ちょっとそれが気になりました。それにしてもMSで踏もうとするとか頭のバルカンで威嚇するとか中々ファンキーな性格してるのにちょっと意外。
ま、解らない所なんかはDVDボックスが出てることだし、TV版みろって事なんだろうな。その思惑に嵌ってしまいそうな自分がちょっと嫌w。