交響詩篇エウレカセブン 44話イッツ・オール・イン・ザ・マインド

前回のガリバーがドミニクのベッドを占領している場面から始まる。結局ガリバーを移動させるのは無理。
ホランドほとんど死に体。FLOのプロトタイプの薬物の副作用で瀕死に。昔の実用化の為には薬物が欠かせなかったらしい。
地球でタイプ0でひたすら移動するレントンエウレカ・モーリス・メーテル・リンク。森の中のようだから崖から這い上がったようだ。エウレカレントンは相変わらず不仲っぽい。歩けども歩けども絶壁の海岸にたどり着く。状況は前々回から進展無し。
イズモ隊の面々(ユルゲンスと副長ともう一人の部下)とドミニクは地上を行く。この町は偶然にもユルゲンスの娘と妻を失った場所だった。ドミニクはその感傷を振り切って先に行こうとする。なにも戦争で死んだのはユルゲンスの家族だけではないと言いたげに。
ま、なんだかんだでユルゲンスは道化役だと思っていたけれど案外部下から慕われてたんだなぁ。男を上げたね。
再び地球。エウレカは毛布を被ってじっとしたまま動かない。レントンは何とかなると力説するが、モーリスは現状認識が甘いと激怒。月光ステートの面々が居ないと痛烈に批判する。
うーん、こうなってくるとモーリスの年齢が不適当に感じ始めるなぁ。こいつ一応まだ五歳のはずなんだけど・・・。
ドミニクはノヴァク財団のデッカード(レッカード?)と邂逅。ここでアネモネの予備を作っているらしいのだが、ドミニク達が目にしたのは絶望病の患者達。ただ、まだ何もしていない素体の様な感じらしい。
更に地球へ。険悪になるエウレカとその他。一人なりたいエウレカ
明かされるアネモネの製造方法。骨格、表情筋に至るまで整形で産み出された作られた『アネモネ』。ただ、三体のアネモネ実験体は全て死亡。オリジナルのアネモネは薬物耐性が高いらしく掘り出し物だったようだ。
いいねーいいねー。薬物漬けになって逝っちゃってる感じが朝のお子さんが観ている番組のギリギリ度合いを表してる感じかな。これもしかして深夜帯ならもっと弾けてたかもしれないなぁ。
ドミニクはアネモネの変わりを結局見つけることは出来なかった。アネモネの変わりを見つけることで、アネモネを薬物漬けから救って人並みの生活が出来るように向かわせたかったのだが、アネモネの変わりに誰かを犠牲にすることに耐えられるほどドミニクは強くなかった。
もういっちょ地球へ。ホランドが何かあったら使えって言ってた物を出してみる。見た目はライフル銃のようなのだがマズルに変なステイが付いているようで一風変わっている。
前回ホランドが何か有ったときに使えだと思ったのが「地球に関する本」だとばかり思っていたけど、ノルブが落としていったで正解だったみたいだね。しっかしライフル銃でどうしろっていうのやら。
メーテルエウレカの失踪を発見。みんなで捜すが、そこでスカブ化した状態のエウレカを発見。そして再びエウレカ逃亡・・・。
で終。
結局アレかな。アネモネってコーラリアンじゃなかったのかな?「見つけた」という表現で指し示されていたからどっちとも取れそうなんだよなぁ。ある意味で強化人間的な疑似コーラリアンなのかも知れない。瞳の様子がコーラリアンエウレカ、サクヤと異なるのもそれが原因なのかも。だとすると元々アネモネは絶望病患者だって事だったのかな?うーむそれにしても謎なのは骨格整形、微妙な筋肉の整形までする必要だなぁ。何か非常に病的なのでそれが背徳感を煽る感じで観ている方は面白いけど、一体何に影響があるんだろうか。疑問だ。
次回ようやくエウレカレントンのスカブ化についての折衝が有りそうだから期待。二回にわたってドミニクが主役ってのは今まで無かったような。単発でなら有ったけどね。