東亜日報のちばてつや氏のコメントについてのその後

メールできちんと解答が来てました。HPの釈明によると案の定捏造だったことが発覚しましたね。まぁ、それでもきちんと抗議することが第一歩でしょうな。それが出来るか出来ないか、書面での大した効力のない物に落ち着くか否かが今後の焦点でしょう。まぁ、日本人ならば誰にでもこの程度の事は起こりうることではあります。普段あまり気にしないことですが、「へりくだる」ということが特に年配の方の場合にはごく自然なことなので「もしも不快に感じたのならば(同じ日本人として)失礼をしました」程度の社交辞令と考えた方が自然なのだと思います。
ただ気をつけなければならないのは、日本的儀礼という物が果たして日本という土壌を離れた場合にきちんと機能しうる物であるのか?という点です。謙譲の気持ちというのは大切ですが、言葉だけで見た場合曲介される可能性は否定できません。何より自身の口からニュアンスごと伝えると言うことは招かれてわざわざ行った側がすべて出来ることではないと私は考えるからです。むしろ日本人の場合英語を多少なりともしゃべれる人は居ても、朝鮮語なぞしゃべれる人は在日かごく一部の極端に少ない例外でしょう。
故に結論としてはカルチャー・ギャップの一種と見るのが一番妥当だと思われます。勿論、誤報と言うより意図的な捏造と見る方があの国の場合は適当でしょうね。(もしくはファンを装った記者の意図的なリードなのかもしれません)また一つあの国の法則の明確なソースが出来上がったと言うわけですな。
まぁ、「ちば氏も軽率であった」と断ずるのも簡単な話ですが、関わりもほとんど無い国への招聘ですから致し方なかったのではないかなぁと個人的には同情が少し入っています。免疫のない人には分かりづらいことですしね。マスコミではほとんど朝鮮半島のもっと深い事情や日本での数々の悪行は極力報道されませんし。これを機会にどれぐらい付き合っていくのが大変な連中なのかが一般に膾炙される方が重要なのだと思います。
ま、なんにせよ氏の本を処分しなくて良くなりましたな。