人民元切り上げ

支那がついにやりました。まぁ、直接的に下げたんじゃなくて相場のバスケット制移行ですが。
切り上げが何故必要だったかというと、不当に安い貨幣価値のまま、数々の国の産業を飲み込み、ダンピングのごとき商品を海外に販売していた為世界の金融のブラックホールと化していたのですよ。
切り上げ前は1$=8.2765元だったところが、1$=8.11元に切り上げになったわけです。たった2%だけどこれからこれから・・・。支那の輸出製造業の製品単価が上がることになり、極端な国際競争力が有る程度落ち着くかと。石油と鉄鋼もこれで少し変わるかなぁ・・・。
まとめ

切り上げた場合

  • 日本のメリット

中国製品の価格が上がり、国内のものも売れるようになる
メーカーが国内に回帰する?

  • 日本のデメリット

中国旅行に金がかかる
メーカーが中国で物を安く作ることが出来なくなる

  • 中国のメリット

中国人民は外国のものを安く手に入れることが出来るようになる

  • 中国のデメリット

自国製品の物の値段が外国で上がるので競争力が低下する

ソース:その一その二その三