日本代表1−0でバーレーンに勝利

とはいえ、コミュニケーション不足が目立った試合でしたな。
前半は中村俊介がぼーっとしてたり、パスミスが目立ったり、フィジカルで負ける場面が目立ちました。前半40分ぐらいに小笠原のシュートで得点したわけですが、細かいミスが多く、シュートよりもそちらに目が言ってしまうような試合運びなのは残念な限り。
日本代表の一番初めのシュートは前半30分回ってからというあまりにもスローな状況ですよ。確かに暑いとは思いますが、この積極性の無さが得点力不足に結びついているように感じます。
サントスはゴール前に上がると、まるで責任を忌避するが如くすぐにパスを出しそれがパスミスに繋がるし、また、シュミレーションを取られたりして北朝鮮戦には出られない状況です。日本の選手はパスを多用するのは善いんですが、そのパスに必要な個々人のコミュニケーションの不足はパスを多用する戦術としては致命的じゃないでしょうか。少しでも強引にドリブル突破するという事ができれば得点にもっと結びついた気がします。かなり決定的なシーンが出来ても、後ろにパスをして、一拍置くことになってしまい、相手ディフェンダーにクリアされたり、逆にカウンターかけられたり、ひやひやしますし。
日本はボールの支配時間長いくせに、中盤でむやみにボールのパス回しばかりして前線まで出てこないのが得点に結びつかない原因じゃないかと思います。バーレーンという事で絶対に勝たなければいけないというような気概が見れなくて、ボールに喰らいついていく姿勢が無い場面が度々在りました。もっと積極性をもってボールをシュートに持ち込んで欲しいものです。
今回の試合はアウェーという事で、裁定に不満の残るところでしたが、中田・サントスの次試合欠場は確定ですし、骨折とされる小野も確実に無理でしょう。北朝鮮戦の布陣はどうなることやら・・・。